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【舌痛症】いただいたご質問やコメントに対するお返事(ぽちさん)

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舌について

こんばんは。 初めまして、色々と舌のことを検索していたらこちらのブログに辿り着きました。

私も、2ヶ月ほど前から右舌の縁の部分の痛みが気になりだし、今まで舌の位置なんて気にしていなかったのにもかかわらず舌の奥歯と舌が擦れてる感覚で、実際に白い縁に中が赤い炎症になって2〜3日で消えるというのを繰り返しています。 その炎症があるときはもちろんのこと痛いのですが特になにも炎症がない時にも歯に擦れて痛い感じがします。

今まで、総合病院の口腔外科、その口腔外科から紹介された大学病院系列の歯科、元ガンセンターの頭頸部外科医長だった方が開院した耳鼻科咽喉科、頭頸部外科、歯医者などに行きましたが異常なし。 でも、当の本人は起きてから寝るまで続く舌の痛みに苦しんでいます。 本当は舌がんが隠れているのではないかとか、考えてしまいます。

2019-03-31│21:42│ぽち


Re: 舌について

ぽちさん、初めまして。 コメントありがとうございます。 当時の私と似たような症状ですね。

複数の専門医が「舌がんではない(異常なし)」と診断している以上、誤診の可能性は極めて低く、少なくとも今の段階では舌癌はありえないと思います。 医師は異常がなければそれ以上治療することはできません。

「経験談の記事」や「他の方へのコメント返信欄」でも何度か記載しましたが、舌痛症の痛みが大きくなる原因は「極度な舌癌(舌がん)に対する恐れ」や「ストレスによる免疫力低下」が大きな要因となっています。 舌癌を恐れるあまりに舌に執着しすぎてしまっている状況です。

一日中舌のことを考え、舌の位置がどこにあるだとか、それこそ今まで生きてきて、そんなことを考えていた時期が過去にあったでしょうか? 炎症に関しては、症状や消失周期的にも典型的な口内炎(舌炎)ですし、恐れる必要は無いと思います。 舌癌であれば、消失せずに、大きくなる一方です。

しかしながら、私の経験則からも、「恐れるなと言われても恐れてしまう」ものだということも理解できます。 つまりは、舌よりも思考(脳)のほうが異常状態になっているということです。 乗り越えるには時間がかかります。 医師や経験者に言われたからといって、「はい、そうですか」とならないのが脳です。 すんなり受け入れられる人は舌痛症にはなりません。 だから悩んでしまうのです。

どうして口内炎(舌炎)がいつまでも続くのか、は以下のページにも記載してあります。
(参考:【舌痛症】いただいたご質問やコメントに対するお返事(ぽんたさん)
(参考:【舌痛症】極度のストレスによる免疫力低下からくる地図状舌と舌痛症【完結】

舌痛症が治るのは、舌癌の恐れが消えた時(もしくは最大のストレス要因が消えた時)です。

2019-04-01│00:16│管理者