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【舌痛症】いただいたご質問やコメントに対するお返事(ぽんたさん)

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舌痛症

はじめまして。 自分も舌の炎症に悩まされていろんな方の写真やブログを見て回っているものです。 歯科医に何軒か回ってところ、やはり自分も若干舌が大きく、歯が舌にあたりすれていると言われています。白い縁に赤いはれができるのもだいたい同じような場所で、その白い縁が小さくなったり大きくなったりして消えて(だいたい一週間で消えます)を繰り返しています。筆者様も同じような状態から舌痛症になられたのでしょうか?

どこの口腔外科にいっても歯を削るかナイトガードを作る、舌を切るしかないと言われています。 もともと心配性なこともあり、この状態の舌が嫌でたまりません。 長くなりましたが質問させてください。

筆者様は最終的にご自身で削られたようですが、それによって舌の炎症の頻度はどのくらい激減されましたか? また、削る前は白い縁に赤い炎症はどのくらい繰り返されてましたか? よろしければ教えてくださるとありがたいです。

2018-02-03│11:31│ぽんた


Re: 舌痛症

ぽんたさん、はじめまして。 まず、「舌を切る」しかないと説明する医師は「説明しても理解してくれない面倒な患者に対する脅し」だと思って受け流してください。 医師も本気で舌を切ろうとは思っていないはずです。 また、それを勧めてくるようであれば断固拒否して別の病院に行ってください。 舌を切る理由が、舌癌などであれば、理解できますが、舌痛症で舌を切るなど論外です。 食事すらできなくなり、生きていくことすら大変なことになってしまいます。

私はナイトガードはまったく役に立ちませんでした。 より酷い状況になっています。 ナイトガードを利用する目的は、原因の切り分けです。 ナイトガードにより、炎症や痛みが軽減するのであれば、歯が原因と突き止められることから、利用することは考えられますが、一生ナイトガードをしているわけにはいかないはずです。

私の場合は、削る前は、ほぼ毎日擦れていたので、出血したり口内炎の状況は、毎日ということになります。 削ったことにより、「尖っていた歯を少し丸めた」という表現のほうが適切だと思います。 自分で削った後に、歯科医に削り直ししてもらっています。 その後は、出血したり、擦れたりする状況はほぼなくなりました。 そうはいっても、健康な歯を削ってくれる歯科医はほとんどいませんので、何十、何百と歯科医を回る覚悟が必要です。 歯科医にしても健康な歯を削ることで、責任とれませんし、傷害罪になり訴訟になったりすることもあるからです。

一番重要なことを書きます。 ぽんたさんは心配性だということです。 心配のあまり、舌のことが気になり過ぎて、このまま(炎症が続くと)悪い病気になってしまうのではないかと思いこんでいるはずです。 一日中、舌に意識がいっているような状況に陥っていないでしょうか? そのように医師からも説明されていないでしょうか? もしそうであれば、舌のことを気にせずに過ごすしかないです。 これは結構な時間がかかります。 1~3年位はかかると思ってください。 心配性の人に気にするなと言っても難しいことはよく理解できます。 私もそうですから。 しかし、過度な心配性によって病気と思い込んでしまう場合は、心気症となります。

ぽんたさんの舌や歯や年齢などがまったくわかりませんので、難しいところではありますが、昔からずっと炎症が続いていたのか、それとも最近炎症が出るようになったのかで、判断がつくと思います。

最近炎症が出始めて、その炎症が消えることがあるのであれば、ただの口内炎が濃厚です。 ストレスによって、過度に噛み締めてしまい、舌を傷つけてしまうことによる炎症が大半だと思います。

複数の口腔外科医が病気ではないと診断しているのであれば、信じて待つしかないでしょう。 半年、1年経っても、炎症を繰り返しているようであれば、ナイトガード、歯を削る、ことも選択肢となります。 個人的には、薬での治療はおすすめできません。

2018-02-03│14:23│管理者


舌痛症

お返事ありがとうございます。 経験者の方のお言葉が聞けて、安心しました。

やはり心配性が一番問題ですよね。 ご指摘の通り、炎症が出現している時は舌のことばかり考えてしまっています。 私の白い縁に赤い炎症は繰り返し出てくるので、いつもこれは悪いものに変わるのではないかと心配でビクビクしています。

今のところ悪性の所見はないと言われてますが、じゃぁこの繰り返す炎症はなんなんだ、と言いたい気持ちでいっぱいです。。。 またこれが悪性化するのではないかとビクビクしています。

健康な歯を削る歯科医はやはりいませんよね。 自分のかかりつけ医もまるめるだけでした。 かかりつけ医からも、まずは舌の位置を気をつけること、気にしないこと、歯を食いしばらないこと、とこの3つを言われています。

心配性って治りませんよね、まだ半年なのでなかなか受け入れられない自分がいます。 こんな話を聞いてくださりありがとうございます。

2018-02-03│21:55│ぽんた


Re: 舌痛症

悪性腫瘍というのは、どんなに健康に気を使っている人であろうと、低い確率で起きるものです。 理論上は、歯で舌を傷つけることにより、炎症が起こり、それを繰り返すことで悪性化することはあり得なくはないです。 しかし、故意に傷つけたり(自傷やチック症など)していない限り、その可能性は限りなく低いと思われます。 なぜなら人間の歯と舌は誰もが接触しているのですから、ぽんたさんだけが炎症が起こっているわけではありません。 ほとんどの人は、それを気にしていないだけです。

医師から説明された3つのことのうち、「舌の位置を気を付けること」は必要ありません。 半年前から炎症が起こったとのことですが、これまでの人生で「舌の位置を気にしながら」生きてきたのでしょうか? 決してそうではないはずです。

舌の位置を気を付けるということを意識してしまうと、かえって、舌のことが気になってしまいます。 とにかく舌から意識を遠ざけなければ、舌痛症は絶対に治りません。 私は経験者だからわかりますが、歯科医は理論上のことはわかっていても、歯科医自身が舌痛症を経験していないから、そのことがわからないのです。

心配症に関しては、生まれながらの気質や、育った環境、遺伝などもあるかもしれませんね。 心配が先行するので、リスクを回避できるということもあるので、一概に悪いことだけでもないのですが、とにかくネガティブなことを考えてしまいがちです。 少なくとも、心配性であれば、人一倍気にするので、手遅れにはならないというメリットがあります。

不安障害(不安神経症)に近いわけですから、問題があるとすれば、身体(舌)ではなく、脳や心(ストレス)ということになるでしょうね。 負の感情を持っている間は、なかなか治るのは難しいです。 現在、ぽんたさんの思考は、負のスパイラルに陥っているように見受けられます。 身体(舌)は治りたがっているのに、脳(思考)が邪魔している状態です。

歯に接触していなくとも、舌に炎症(口内炎)ができることもあります。 暫くの間鏡で舌をチェックすることを辞めること(←1日、2日、3日、1週間、1ヶ月と見ない期間を徐々に増やすのがコツです)(複数の医師が病気ではないと診断をしたのですから、最終的には定期健診程度で充分です)、あらゆる舌の情報をシャットアウトすること(ネットで舌の病気を調べまくらないこと)、ストレスを軽減すること、リラックスすること(散歩、音楽など)、他に集中すべきことを沢山探すこと、口内炎にならないような食生活(ビタミン類を積極的に摂取)、不規則な生活をしないことなど、自然治癒力(自己回復力)を最大限に高める努力をしてあげることが最短のルートだと思います。

些細な事でもお便りいただければ、お返事しますのでお気軽にどうぞ。

2018-02-04│00:46│管理者



舌痛症

管理者様、たくさんのアドバイスありがとうございます。

管理者様のコメントを見る前に昨日治りかけていた舌の白い傷を確認してしまい、また悪化してるみたいで撃沈しております。 今日で5日目で、もういつもなら消えてるのになぁ、、、とか考えてしまっています。 これが悪いとわかっているのに、、、でも今日からネットをみるのはやめようとおもいます!

明日は歯科治療の日なのでまた先生に診てもらうこととなりますのでドキドキです。 みなさん多かれ少なかれこういう状態なのでしょうかね。

ちなみに管理者様はドライマウス気味でしたか? 自分は年齢の割に唾液がすくなく、乾いていると言われ、舌が荒れるのにも関係していると言われたことがあります。

2018-02-04│17:39│ぽんた


Re: 舌痛症

何度もチェックすることで、舌を指で触れたりするのは良くありません。 雑菌もつきますし、炎症をいじくりまわしたら、かえって悪化するのは当然です。 確認して、治っていないと、ネガティブなことを考えてしまい、負の連鎖に陥りやすいです。

悪い病気(舌癌や白板症)であれば、悪化する一方ですので、少しでも改善することがあるのであれば、ただの口内炎の可能性が高いです。 口内炎であれば2週間程度で消えると思います。 再発はありますが。

明日、先生に診てもらうとのことですので、自分が疑問に思っていることはすべてメモしていって質問すると良いと思います。 「なんで炎症が繰り返すのか?」とか「悪性化しないのか?」など、心配性の人は、わからないままだと、ずっと心配してしまいがちですが、医師から回答が貰えれば、少しは安心できると思います。

私もドライマウス気味という診断をされています。 しかし、歯科の診察台の上では、それなりに緊張しますから、口の中が乾いた状態になってしまうのは、ごく自然のことと思います。 特定のシチュエーションではなく、日常的に、どれくらい乾燥しているのかは、ぽんたさんご自身が一番良くわかっていることでしょう。 一人でリラックスしている状態でも、乾いているのかどうかです。

バイオティーンというマウスウォッシュ(うがい薬)を処方されましたが、ほとんど効果はありませんでした。 気休めです。 歯科医だって商売ですから、歯ブラシやらうがい薬は売れたほうがよいので、勧めることはよくあると思います。 ドラッグストアでも似たようなものは売っています。

半年前から、炎症ができ始めたというキッカケがわからないと、難しいですね。 それと、舌のチェックは町医者の歯科医ではなく、大学病院などの口腔外科専門医にも診てもらって、問題ないと診断されているわけですよね? 炎症が起こる部位は常に同じ場所(特定の歯が原因)なのでしょうか?

2018-02-04│18:35│管理者


舌痛症

ほんとに負の連鎖です。 自分の場合は妊娠がきっかけでした。 妊娠中はそれはまぁきれいな地図状舌でした。

歯科は大学病院に長年お勤めされていた先生が開院された口腔外科にいっております。 そこでは歯による擦過傷、でも舌が大きいため防ぐのは難しい。 矯正をしてアーチを広げることもできますが、それで擦過傷がなくなるとは限らないとのことでした。 視診、触診しても怪しいものではない、とのこでした。 消えるため検査もする必要ないだろうとのことです。 明日また聞いてみます。

2018-02-04│19:26│ぽんた


Re: 舌痛症

地図状舌であれば、過度なストレスが原因だと思います。 私は、治らない炎症によるストレスで、地図状舌になりました。 その後も、地図状舌になったり炎症を繰り返したりしていました。(今でも強いストレスを感じると、たまに発症することはあります) 人生の大きな転機がキッカケに発症することも多いようですね。 相当なストレスがかかっているのでしょう。

矯正歯科も相談に行きましたが、同様に、効果があるかどうかは疑問とのことでした。 費用も100万円近くかかりますし、効果が無かったら更にストレスが酷くなると思います。

歯科大学病院でも専門はいろいろありますが、口腔外科出身の医師が触診をしたのであれば、大丈夫だと思います。 コントロールできないほど不安が強くなってきた場合は、遠慮せずに大学病院を紹介してもらって検査をしてもらうと良いと思います。 現状、舌専門医が見て大丈夫だというのであれば、それ以上できることはないと思います。

ストレスが溜まると、免疫力が落ちます。 免疫力が落ちると、舌もちょっとした事で傷つきやすくなり、歯が擦れるだけで炎症が起こります。 本来、免疫力が高い時は、その程度では、炎症になりません。 今のぽんたさんは、不安を感じる力が強すぎて、免疫力が落ちすぎていると思います。 ストレスを溜めない、免疫力を上げる、簡単なことではないのですが、元の原因を探るとストレスが原因であれば、そこが解決の糸口になると思います。

2018-02-04│20:02│管理者


舌痛症

お返事ありがとうございます。 自分の場合は地図状舌を気にしていたら、地図とは別に左縁だけ炎症が繰り返されてることに気づきました。 それが気にするようになったきっかけです。 気にしすぎて不安になり、負のスパイラル真っ最中でした。

昨日は朝から白い縁取りは消えていて、若干の炎症はありましたが、診察の結果、良くも悪くもなってないから大丈夫ですよ、とのことでした。 先生からも噛み癖はどうすることもできないし、経過を見ていきましょう、とのことでした。 どうしても子どもを寝かしつける際に左を下にして寝ているため、仕方がないのかもしれません、、。

まずは免疫力をあげるためにビタミン、鉄分を補給して、鏡をみない生活をしようと思います! ご親切にありがとうございました!

2018-02-07│21:35│ぽんた


Re: 舌痛症

私も、炎症を繰り返していた時は、ぽんたさんと同じように悪い方向にしか考えられなくなり、悪循環に陥っていました。 寛解した今、思い返してみると、異常なまでに恐れていたような気もします。

ですので、意識しすぎると、免疫力が弱っている状況では、他の処が炎症になったり、地図状舌が頻発します。 片方炎症が起きていた時に、それをかばう様に、舌の位置を意識していたら、今度は逆側にも炎症ができたこともあります。

免疫力が極限まで低下すると、舌の粘膜が弱まり、歯が当たることにより、周辺には白い縁取りができ、中央部には炎症が起こると思います。 その結果、更に不安が大きくなるという悪循環になりますので、不安を断ち切らなければなりません。

自分自身の恐れる心との闘いです。 乗り越えてください。 自分で舌を意識しすぎない代わりに、医師による定期的な検診は行ってくださいね。

2018-02-08│04:12│管理者