病気の治療方法と手術体験談

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慢性前立腺炎の症状は比較的落ち着いている

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2011年3月に前立腺炎と診断され、2年半経過した現在、最悪期を完全に脱したように思う。 完治と言うには程遠いが、前立腺肥大と排尿障害(尿路障害)、それから血流の悪化に気を付ければ、比較的楽な状態をキープできるようになった。

全体的に見ればかなり良化しているものの、依然として尿が出きらない感じはある。 病院で検査しても膀胱内に尿は残っていないが、陰茎内に尿が残る不快感。 医師に言っても理解してもらえないので、自分の中だけで解決。 (※後日:同じ前立腺炎患者でわかってくれる方もいた)

私の場合、週に1回程度が最も不快感が出ないペースだとわかった。 ペースを徹底するということ自体がかなり苦痛を伴うが、痛みとどっちがマシかで天秤にかけることになる。 それで調子に乗ってペースを崩すと、痛みや不快感がぶり返す。

慢性前立腺炎に対する考え方の変化

この程度の痛みや不快感ならば、我慢できる許容範囲内に収まっており、激痛が続くわけでもないので、前立腺炎に対して本気で調べなくなった。 だから(完治させようと以前ほど努力もしていないため)これ以上良くなることもなく、平行線。

医師の言っていた「あまり気にするな」というのはこういう事なのだろうか。 尤も最悪期に「気にするな」と言われると腹立たしいが。

私の場合は、前立腺肥大や排尿障害があるため、一時的に良くなったとしても、いつでも症状がぶり返す可能性が高く、完治という概念は無いに等しくなった(良くて寛解)。 つまり、この我慢できる許容範囲内で日常生活を送る慢性前立腺炎との共存方針。 同じような理由で、慢性前立腺炎患者が泌尿器科に行かなくなる人も結構いるのではないだろうか。

足の裏の手術後、運動できずに座りっぱなしの状態が続いたため、会陰部痛、睾丸上部の膨らみ、尿道の痛み、尿が出にくい症状が出た。 射精時に途中でやめた場合、精液が逆流し睾丸や陰嚢に悪影響が出るという情報がネットで書かれており(睾丸摘出、膿)、その点についても確認のため泌尿器科に行った。 それについては次のページに記す。

続き 【慢性前立腺炎】射精後の睾丸痛と陰茎痛(解剖学的メカニズム)