病気の治療方法と手術体験談

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慢性前立腺炎の経過と手術についての考え

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梅雨入りを間近に控え、気温も上がり始め、ここのところ調子が悪いので記録。 前回の慢性前立腺炎の記録は2011年11月02日で、約半年ぶりの投稿。

精索静脈瘤のせいか、慢性前立腺炎のせいか、未だに判断つかないが、擦れる感じがして歩くのが辛い。 ポケットの中から手を突っ込んでポジション調整をしないと、まともに歩くことができない。 みっともないが、痛みは我慢できず。 サイズは一回り大きく、温度も熱め。 会陰部痛はほとんど無し。

漢方薬「牛車腎気丸」と「ノコギリヤシ」と「亜鉛」のサプリを服用再開し、ウォーキングと合わせて行う。 これで改善が見られなければ精索静脈瘤が原因だと思う。 精索静脈瘤は、一度悪化すると改善は殆ど見込めないため、慢性前立腺炎が原因の痛みであって欲しい…。 更に、先日の登山で椎間板ヘルニアも悪化してトリプルパンチ。 坐骨神経から足の指先まで痺れがある。

慢性前立腺炎にしても手術をしない限り根本的には(手術しても治るか不明)治らない(寛解はする)ようだが、現状私は慢性前立腺炎の手術を受けるつもりはない。 手術を受ける予定の方も多数いる、迷っている方、絶対手術なんかしないと決めている方もいる。

どんな手術にも言えることだが、一度手術すれば二度と再発しないという保障はないわけで、個々人のリスク許容、メリットを天秤にかける必要がある。 血管を結紮し物理的に再発が殆ど考え難いと思われる精索静脈瘤でさえ再発する可能性があるのだから、身体のしくみは不思議である。

アレルギー性鼻炎で、鼻の神経も切断したが、10年も経たないうちに神経再生してしまった(参考:副鼻腔炎と鼻中隔弯曲症と下鼻甲介切除と後鼻神経切断の手術をした)。 おそらく神経系の手術は一生持続させることは難しいのだろう。 血管も同じで、血管を切っても新たな血管が生まれる。 手術がうまくいっても何年持続するのかまではわからない。

最先端を謳う治療や比較的新しい手術法は術後データが少ないので、10年後20年後の再発率について言及することも不可能である。 それでも手術するメリットはあるわけで、選択肢があるというのはありがたいこと。 再発したらその都度受ければ良いと考えることもできる。

約20回分の牛車腎気丸をカバンに入れておいたら、携帯歯磨きセットの湿気で中身の粒が泥状になってしまい少々もったいないことをした。

水分摂取を控えたほうがいいとはいえ、夏場になると今度は熱中症や脱水症状にもなりかねない。 過ぎたるは、なお及ばざるが如し。 気をつけねば。

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