病気の治療方法と手術体験談

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精索静脈瘤の低位結紮手術の体験談-13(手術9ヶ月後)

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精索静脈瘤の低位結紮手術の9ヶ月後の記録。 本日は精索静脈瘤の術後観察のため、T大学病院泌尿器科を受診。 症状は比較的落ち着いていることや、追加の再手術する気がないため(医師は手術したそうな顔をしているようにも見えなくもないが)、造影剤を使用したレントゲン検査は見送りとなった。

質問事項

Q. 精索静脈瘤の痛みと慢性前立腺炎の痛みの見分け方は?
A. 重くじーんと痛むのが精索静脈瘤の痛み。 ピリピリ痛むのは前立腺炎の痛み。 精索静脈瘤の痛みは睾丸のみで、慢性前立腺炎の痛みは腹部、睾丸、会陰部など骨盤回り全体。

Q. 手術後だいぶ時間が経過したが、腹筋などしてもよいのか?
A. 腹筋や重いものを持つなどの腹圧をかける運動は極力しないほうが良い。

Q. もし腹圧をかける動作をした場合、結紮したところには問題が起こったりしないか?
A. 結紮自体は問題ない。 ほどけたりもしない。 睾丸の血管が静脈瘤になりやすい。(再発)

Q. 心臓から結紮したところまでの血の流れはどうなっているのか?
A. 結んであるので流れ自体はほとんど無いのではないか。 周りの細い血管からは血管が流れているが。

次回は、6ヶ月後、若しくは、症状が悪化したら電話予約で診察する形となった。 もう診察に行く必要もないが、術後数年で悪化することもあるので、一応見せに来てくださいとのこと。

悪化時の応急処置は、冷やす、睾丸を圧迫して血液を押し戻す。 これで、精索静脈瘤の手術体験談レポートも一通り終了。 夏になり暑くなると悪化しやすいので、また何か書くかもしれない。

続き 精索静脈瘤の低位結紮手術の体験談-14(手術1年7ヶ月後)