病気の治療方法と手術体験談

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精索静脈瘤の低位結紮手術の体験談-14(手術1年7ヶ月後)

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精索静脈瘤の低位結紮手術の1年7ヶ月後の記録。 去年は精索静脈瘤の手術経過記録を何度か残すつもりだったが、良くなったり悪くなったり、書いている途中にも症状が変わるような状態だったため、あまり記録を残さなかった。

現在、術後19ヶ月【1年7ヶ月】が経過し、かなり症状は落ち着いている。 体調不良の日や、沢山歩きすぎて疲れた日など、相当な負荷を掛けない限りは、日常生活内で血管が浮き出ることは無くなった。 精索静脈瘤だったことを忘れ、経過記録を書き忘れていた位である。 たまに精索静脈瘤の手術を検討している方から、コメントがきて思い出す程度となった。

結果的に、精索静脈瘤の低位結紮術を受けて正解だったように思える。 この正解がわかるまでに約1年~1年半掛かった。 それまでは、すぐに静脈瘤が出てきては痛みが発生し、失敗だったかもしれないと思うことも度々あった。 想定していたより長い時間をかけて、徐々に良化していくのかもしれない。

再発する人も中に入るので一概に全ての人が成功するとは言えないが、最終的には、手術したほうが、手術前よりはマシになると思う。 多少負荷を掛けても、結紮しているので、以前のような酷い状態にはならなくなった。

新しい血管が出来た時に、その弁が壊れて以前と同じ状態になるのは怖いが、新しい血管は細い血管だと思うので、静脈瘤にはなりにくいと思う。 新しい血管ができる仕組みとやタイミングは医師もよくわからないとのことなので、こればかりは運なのだろう。 どちらにせよ、再発しないような生活を心掛けなくてはならない。