病気の治療方法と手術体験談

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精索静脈瘤の低位結紮手術の体験談-2(手術翌日)

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精索静脈瘤の低位結紮手術の翌日の記録。 起床時に左側の陰嚢を確認すると、大きさが手術前の1/4位になっていた。 大きく膨らんでいた陰嚢が、逆に小さくなりすぎてみっともない。 手術前は大きな陰嚢(袋)の中に小さな睾丸があり、手術後は小さな陰嚢の中に小さな睾丸がある感じになった。

恐らく睾丸自体の大きさは変わっていないため、静脈瘤や血管の膨張が減ったか、陰嚢が委縮したせいだろう。 ここまで小さくなると正直不安になる。 これについては手術後チェックの診察時に、医師に聞いてみようと思う。

現状、歩くことや階段の上り下りは多少困難に感じるが、痛み止めを服用しているため、大したことはない。 物を持ち運んだり、動き回る仕事以外の簡単な事務程度ならできそう。 ただ、長時間となると厳しいかもしれない。

日本では、痛さや辛さを我慢することを美徳と捉える一面もある。 子供に対して「痛くないから我慢しようね~」というのは、大人相手でも変わらないのかもしれない。 精神的な負担を掛けさせないために「痛くない」と言っているのだろう。 最初から「我慢できないほど痛いぞ」などと医師が言ったら、恐らく手術を受ける人は減ってしまうだろう。

ちなみに今回の執刀医は、手術前は「多少痛い」と仰っていた。 しかし、執刀医自身が、同じ手術を「受けた経験」があるのかは疑問があり、一般的な麻酔を想定して言っているだけかもしれない。

続き 精索静脈瘤の低位結紮手術の体験談-3(手術2日後)