病気の治療方法と手術体験談

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【舌痛症】N歯科診療所で作成したマウスピース(ナイトガード)を受け取った

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「舌に歯が当たって痛いのであれば、柔らかいマウスピースをつけてみてはどうか」という提案があったため、前回、下の歯の型取りをした。

本日、受け取りに行くと、なんとまたしても硬いプラスチック製のハードタイプのマウスピース(ナイトガード)を渡された。 私が欲しいのは、シリコン製の柔らかいマウスピースなのだ。 柔らかいと説明があったため作成したのに、これは酷い。

マウスピース(ナイトガード)

マウスピース(ナイトガード)

調整してもらったものの、装着すると、歯と歯茎が痛い。 長時間装着していると、頭と肩も痛くなってくる。 私は硬いマウスピースは無理なのだ。 歯軋り用は硬いものが普通らしいが、作成する際に「柔らかいタイプ」と念押しして確認したのに、やはりサンプルを見せてもらうか、素材もちゃんと確認しないと駄目だと感じた。

夜は歯軋りや食いしばりにより、舌が当たってしまう時間が長いので、それを防げれば昼間も痛くなる可能性があるとのこと。 しかし、これまで大学病院で説明されていた、舌痛症による慢性疼痛の線が濃厚だろう。 歯茎に関しても、神経性の慢性疼痛。 この神経エラーをSSRIで修復しなくてはならない。

「舌を動かさないようにする」←ということをしない

舌に関するアドバイスは参考になった。 舌のポジションは気にすれば気にするほどうまくいかないもので、自由に楽な感じで構わない。 どこかに置こうとしない。 患者に治療をする際、「舌を動かさないようにしてください」と言うと、逆に舌に意識が集中してしまい、今まで以上に余計に舌が動いてしまうのだという。

別の口腔外科医は、「舌の正しいポジションを意識することで(訓練)することが必要」と真逆のことを言っていた。 どちらが正しいとも言い切れないが、自然体のほうが良さそうだ。

行動変容

一方で、「行動変容」という言葉もある。 簡単にいうと、今までの行動のパターンを、望ましいものに変えていくこと。

1. outcome expectancy belief(結果期待感)
行動変容の対象となっている行動が、その人にとって望ましい成果をもたらすだろうと考えること。

2. self-efficacy belief(自己効力感)
その人自身が、実際にその行動を起こすことができると自信を持つこと。

費用

★病院・再診
初診・再診料…46点
処置…1,650点(マウスピース(ナイトガード)費用)
合計…1,695点=16,950円、3割負担で5,090円

★処方薬
なし

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