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【舌痛症】Aデンタルクリニックで今までの歯科判断は誤診と診断され尖った歯を少し削っていただいた(舌写真)

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これまで通院した大学病院や歯科医院では、歯には問題が無く舌痛症と診断され、神経痛の治療薬を処方するために精神科や心療内科を勧められたが、 T大学病院の助教授を兼任しているAデンタルクリニック(口腔外科医)を受診したところ、丁寧に診察してくれ、口腔内粘膜を隅々までチェックしていただいた。

舌先の状況

舌先

左側の粘膜だけ白くなり少し膨らんでおり、右側の粘膜は何も問題が無い。 この状態では、おっ、と一瞬悪いものかと思われたが、舌に力を入れない状態で観察すると(舌に力を入れると色が変わってしまうため)、「歯圧痕などで起こる正常な粘膜組織で、左右非対称であるのも正常である」とのこと。 口腔内が乾燥している時に、歯が擦れてしまうと痛みが強く出るようだ。

これまでの大学病院ではレントゲンを撮影して問題なしとしていたが、今回の歯科医院ではレントゲンは撮影はしなかったが、触診はしっかりチェックしていただけた。 その結果、「前歯の段差が舌に当たって炎症を起こしている」と診断され(私が最初から主張している内容が通じた)、歯をミクロン単位で少し削っていただいた。

大学病院では大学を出たばかりの若い歯科医師ばかりで、触診すらしない医師もいたが、やはり触診しない医師というのは信頼関係を築きにくい

舌痛症と断定されたまま、精神科に行き薬を飲んでしまうと、もう薬漬けの泥沼状態に陥るのだろう。 「舌痛症=わからないからつける病名」だから、治療法もなく、間違っているわけでもないのだが。 どちらにせよ、精神科の薬は最後の手段でも良い。

ドライマウス対策に処方されたバイオティーン

バイオティーン

鼻炎があり、薬を飲むと、唾液が減り口腔内が乾燥するため(ドライマウス)、マウスウォッシュを処方された。 唾液が減った状態だと舌を無意識で動かしてしまうため、歯に擦れる状態になりやすいという。 院内処方で、バイオティーン(うがい薬)を処方していただいた。

バイオティーン(説明)

1日3~4回位使用すると効果的とのこと。 ドラッグストアやネット通販などでも似たような湿潤剤が含まれた製品が販売されている。 これはうがい薬だが、ジェルタイプのものは良く見かける。

費用

★病院・再診
初診・再診料…218点 合計…218点=2,180円、3割負担で650円

★処方薬
バイオティーン(うがい薬)…1,160円
合計…0点=0円、10割負担で1,160円

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