病気の治療方法と手術体験談
ビジネスシーンでの商談術とあるが、具体的なことは書かれておらず、会話のテクニックというより、礼儀・マナー・振る舞いについて触れている点が目立つ。 一般常識でわかることばかりで、どういう人向けに書かれているのかもよくわからない。 ありきたりな内容である。
野村氏によると会話は「まくら」-「さわり」-「おち」をつければ盛り上がるという。 そんなことは誰だってわかる。
会話で困る人というのは、どう組み立てるかというより、話すことが無いとか、どんな話を切り出したら良いのかわからないから困っているのではないのだろうか。 そもそも組み立てる段階に到達していないのである。 著者の経験談でも盛り込んでもらわないと、説得力に欠ける。