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有吉弘行「嫌われない毒舌のすすめ」を読んだ

毒舌で大復活を遂げた有吉弘行の本を読んだ。 2時間程度で読めてなかなか面白い。 もっと笑い話かと思いきや意外に真面目な内容。 有吉流の生き方、人とかかわるテクニック、世渡り哲学本。 一般的に売れている書籍とは真逆のことが書かれていることに驚き。 彼らしいひねくれ方である。

有吉弘行「嫌われない毒舌のすすめ」

自己啓発本は成功した人だから言えることで、そういう類の本を手にする人はたいてい失敗してしまう。 それは自分の能力以上のことを目指しているのだから当然である。 人付き合いは「そこそこ」の浅い関係が良い。 そもそも、そんなに深い関係を、相手も求めていない

成功者の本はムダ。 成功哲学は読まないほうが良い。 なんとなく自分でも成功できるような気になるんだが勘違いしてはいけない。 成功した人は特別な人だから本が書けるのであってレアケースだから読んでその気になったら大変。 完全な勘違いだから。 成功哲学本は挫折の元である。 有吉流の人たらし術で楽に生きる方法。

確かに成功哲学本を読んだ直後は実践してみるも、うまくいった試しがない。 つまりそういった適性がないのだ。 そんなことを頑張っても苦痛なだけである。 ある程度の年齢になれば、自分のもつ能力(適正)なんて大体わかること。 自己啓発本を買い漁るのをストップできそうな本。 だいたいどの本も同じような事しか書いてないので1冊で十分なのだ。

本題である彼の毒舌や芸人仲間(竜平会)についても書かれていたが人付き合いのインパクトが強すぎて忘れてしまった。