病気の治療方法と手術体験談
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舌痛症の治療のため、N大学病院（精神神経科）を受診した。 精神的な治療というより、SSRIやSNRIの投与で、神経エラーによる「神経痛」を改善するのが目的である。
精神科に相談すると、精神的な問題が有ろうが無かろうが、相談料として「精神科専門療法」という費用が掛かる。 初診なので、これまでの経緯を説明するだけで30分以上かかり、400点が加算された。 舌の痛みに関しては、殆ど聞かれることはなかった。 聞いたところで、舌に関しては専門外だからわからないのだろう。
受付に行くと、問診票を4枚渡され、同じものを何度も記入させられる。 他科では、通常問診票は1枚であるのに対し、精神科ではより慎重に対応するため、プライベートなことまで具体的に聞かれる。 もちろん、答えるかどうかは患者次第【権利】なので、無回答にしても問題はない。
次に、研修医が問診を行う。 最初に問診票を20分近くかけて、4枚も書いたのにも関わらず、また1から説明することになる。 しかも問診を書いた時間よりも診察は短く、5分程度。
次に、予約していた医師が問診を行う。 先ほど、書いた問診票や研修医に問診したことが伝わっておらず、また最初から説明することになる。 時間の無駄である。
要領が悪すぎるし、最初から予約した医師の問診だけでいいのでは？と感じる。 これは研修医のいる大学病院の宿命でもあり仕方がないのかもしれないが。
口腔内のことは精神科医は専門外なので、口の中の視診もしないし、触診もしない。 こちらとしてもカウンセリングを望んでいるわけではなく、舌痛症の治療に必要なSSRIを処方してもらうのが目的なので、手早いほうが良い。 薬を処方してもらうだけならば、近所の神経内科でも良かったかもしれない。
念のため血液検査をして、終了。
精神科では、病名をつける必要があるので、【身体表現性障害／疼痛性障害】ということになった。 歯科口腔外科で「舌痛症」は、精神科では「身体表現性障害／疼痛性障害」と呼ばれる。
普段、「今日はどうされましたか？」とか「世間話」をする薬剤師さんが、今日は何も喋りかけてこなかった。 診療科が【精神科】と記載されており、【うつ病】治療薬が処方されているからだ。
何かを察したような態度で、変な気遣いされると、こっちまで気を遣ってしまう。 あえてこちらから、舌の治療のためですよ、などとは言うこともなく、会話もなく会計を済ませた。 舌の痛みさえ消えればどうでもいい。
★処方薬
★レクサプロ錠10mg（1回1錠、1日1回）SSRI
うつ状態を改善する薬。 脳の機能を調節する物質（セロトニン）の働きを活発にして、意欲を高め、気分を楽にする。
気持ちが悪い、うとうとする、頭痛、口が渇く、めまい、体がだるい、下痢、腹部不快感、発疹、動悸、尿が出にくい等が現れることがある。
★病院・再診
初診・再診料…73点
検査…446点（血液検査）
投薬…68点
精神科専門療法…400点（30分以上）
合計…987点＝9,870円、3割負担で2,960円
★処方薬
調剤技術料…104点
薬学管理料…38点
薬剤料…308点
合計…450点＝4,500円、3割負担で1,350円
★2014/04/14（1日目）
レクサプロ錠を服用開始。
特に変化なし。
★2014/04/15（2日目）
睡眠時間が伸びた。
何時間でも眠れる気がする。
起きている時も眠くて仕方がない。
瞼が下がってくる。
椅子の上でウトウト寝てしまった。
吐き気も出る。
全体的にやる気が出ない感じ。
肝心の舌痛症の痛みは、ほとんど変化がない状況。
副作用ばかりが先に出ている。
★2014/04/16（3日目）
吐き気と眠さとの戦い。
舌の痛みが消えたわけではない。
★2014/04/17（4日目）
口を大きく開けてしゃべると（歌を歌う程度に開ける）、舌と歯が擦れてかなり傷む。
本当に心因性疼痛なのだろうか。
★2014/04/18（5日目）
手に痙攣がある。
性機能異常がある。
とにかくだるい。
副作用が大きすぎてつらい。
★2014/04/19（6日目）
1日14時間くらい寝てしまう。
仕事が手につかない。
★2014/04/20（7日目）
舌が苦くて食欲がわかない。
★2014/04/21（8日目）
ギブアップ。
病院に電話した。
最低量の処方薬なので、薬をやめるか、半分に割って飲んでみるか。
吐き気に関しては、胃薬や整腸剤を飲むと良いかもしれない。
診断名は、身体表現性障害／疼痛性障害。
★2014/04/22（9日目）
顔が黒くなったと言われる。
肝臓に負担がかかっているようだ。
おでこにブツブツしたものができ始めた。
★2014/04/23（10日目）
漢方薬に変えられないか相談してみよう。
★2014/04/24（11日目）
だいぶ、薬にも慣れてきた。
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