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今年はアレルギー専用の鼻炎薬「アレグラFX」と点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」で花粉症を乗り切る

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アレグラFX ザジテンAL鼻炎スプレーα

例年この季節は花粉による「鼻水」「鼻のつまり」「目のかゆみ」「涙」「くしゃみ」「喉の渇き」が酷い。 病院に行かずとも、ドラッグストア(薬局で)、病院処方薬と同等の市販医薬品を購入できるようになったため、今年は市販薬だけで乗り切ってみることにした。

アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

こちらは、久光製薬の第2世代抗ヒスタミン成分フェキソフェナジン塩酸塩(1錠あたり60㎎)配合の、アレルギー専用の鼻炎薬で第1類医薬品に指定されている。

病院で処方されるものは「アレグラ」、市販薬は「アレグラFX」、成分は同じだが名称が異なる。

第1類医薬品に指定されているため、ドラッグストア(薬局)で購入する時は、薬剤師による要指導(情報提供義務)が必要となっている。 薬剤師が不在の場合は販売できないが、薬が切れる度に病院に行くよりも時間が掛からない。

病院(主に、耳鼻科、内科、皮膚科、眼科)でアレグラを処方してもらう場合、保険が適用されるため若干安くなるが、初回は必ず初診料がかかってしまうため、コスト的には大差ない。 耳鼻咽喉科で処方してもらうメリットとしては、合わせて鼻処置をしてもらえること。

アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

成分

アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

1日2回朝夕服用することで24時間効き目が持続する。 28錠14日分入り。

重度のアレルギー持ちのため、「アレグラFX」だけではとても花粉に対抗しきれないので、点鼻薬も併用する。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

点鼻薬タイプは、ノバルティス製薬の、抗アレルギー&抗ヒスタミン&抗炎症作用のあるアレルギー専用点鼻薬で、血管収縮剤やステロイドが入っていないため、副作用が少なく長期的に利用しても問題ない。

通常タイプとクールタイプが用意されている。 クールタイプは添加物としてl -メントール(添加物:清涼化剤)配合されている。 画像は通常タイプ。 刺激が欲しい人はクールタイプが良いかもしれないが、アレルギーの人は刺激自体が悪影響になることも。

7ml(約1週間分)と12ml(約2週間分)がある。 期間が2倍で、容量は何故2倍の14mlじゃないのか!?

血管収縮剤やステロイドのどちらかが入っているものばかりなので、ほとんど選択肢が無いのが残念なところ。 他に候補となるのは、「パブロン点鼻Z」なども入っていないタイプ。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

成分

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

抗アレルギー(抑える)、抗ヒスタミン(鎮める)、抗炎症作用(ひどくしない)、トリプルコントロールでアレルギーにアプローチ。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

点鼻薬というと液ダレしやすいものが多いが、こちらは高粘度処方のため、患部に残って浸透しやすい。

従来の点鼻薬は、上に向けて噴霧していたが、こちらはエアレス容器を採用しているため、逆さにしても噴霧可能となっている。 わざわざ逆さにして利用するメリットもあまりないが…。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

中身が減ると青い液体部分が上に移動するので残量がわかる。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

噴霧の先。 一般的な点鼻薬と同じ。

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

アレルギー専用点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」

点鼻薬を使用すると、花粉によるアレルギー反応がだいぶ緩和される。