病気の治療方法と手術体験談
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睡眠は身体だけでなく、脳にとっても休息時間である。
睡眠時に脳は、起きている間にインプットされた情報を整理し、記憶の振り分けを行っている(情報を整理整頓メンテナンスしている)。
睡眠不足になると、記憶力や発想力の低下を招き、情報を記憶したり引き出したりする機能が低下する。(ハードディスクのデフラグのようなイメージ)脳のメンテナンスが完了するのは、最低6時間は必要となる。
悪夢の原因は、良質な睡眠がとれていない可能性が高い。 良質な眠りを阻害する要因3点。
1. カフェインを摂取しないこと
→カフェインは眠気を誘うアデノシンの働きを妨げる
2. 寝酒をしないこと
→アルコールは脳を覚醒させる
3. PCや携帯をいじらないこと
→明るい画面の刺激は眠気を妨げる
年を取ってくると物忘れが多くなると感じることがある。 これは認知症とは別物なので心配する必要はない。
脳は、必要な情報だけをすぐに引き出せる場所に置くようにできている。 普段使わない情報は、奥の方(記憶保管庫)にしまわれ、引き出すのに時間がかかる状態になる。
思い出そうとして、ここまで出てきてるのに、あと一歩で思い出せない!ということはよくある話だが、人の名前など、思い出しそうで思い出せない状態にある場合、あきらめずに思い出す努力をすると、休んでいた脳神経・脳細胞を活性化させることができる。
物忘れが激しくなってきたら、良質な睡眠がとれているかどうか確認する良い機会でもある。