投稿日：
先日の感電後の症状が悪化したため、電話相談したN大学病院を受診。 電話では「救急車で運ばれた人でないと受付できない」と言われていたが、総合診療科・救急診療科の医師が代わって？担当していただけた。
症状
- 強い倦怠感
- 胸、肩、腕、首、後頭部、目の奥の痛み
- 力が入らない
- 咳が出る
- 微熱がある
- 頭がボーっとする
- 食欲がない
- 口の中が苦い
- のどが腫れている
- 咳が止まらない
- 顔がほてる
- 下痢
質問事項
Q. 左胸部の臓器損傷は否定されたが、痛みの発生源は神経、筋肉などでは無いのか？
A. その認識で合っている。
Q. 感電による損傷は、時間が経ってから明らかになるとされているが、損傷が確定してからでないと治療ができないのか（痛いだけではダメ）？
A. 感電の治療は技術的に解明されていないので難しい。
致命傷の場合は、救急治療することはできる。
ビタミン剤B12で神経の痛みを緩和させる。
ビタミン剤は毎日飲まないと意味がない。
Q. 消炎鎮痛剤を服用していて、痛みを感じさせなくすることで、損傷に気づきにくくならないのか？
A. その通り。
Q. 感電し（体内通電）、内部のヤケドによる痛みと考えるならば、ヤケドによる治療というのはされないのか（外側の見た目は変化ないから）？
A. 火傷（熱傷）の程度にもよるが、真っ黒焦げになるほどのヤケドだったら即治療するが、MRIなどで撮影して大きな損傷が確認できないと難しい。
Q. 深部の血管、神経、筋肉、腱が傷ついていることが多いとされるが、レントゲンではそれらは確認できないのではないか？
A. その通り、レントゲンでは細部まで確認できない。
MRIなどで撮影する必要がある。
痛みが酷くて日常生活が送れないレベルであればMRIの検査を検討すること。
処方薬
ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g（1回服用で7日間効果持続）
細菌による感染症を治療する抗生物質。細菌の生育に必要なタンパク質の合成を阻害し、細下痢、腹痛、気持ちが悪い、吐き気、食欲がない、発疹、血液・肝機能等臨床検査値等が現れることがある。
メチコバール錠500mg（1回1錠、1日3回服用）
ビタミンB12を補う薬。
神経に働き、末梢の神経障害による手足の痛みやしびれを改善する。
食欲がない、気持ちが悪い、吐く、下痢、発疹等が現れることがある。